内容説明
常に現場で問い直しを続ける平凡性を粘り強く受け止めていくことここに教育と精神医療の根本がある。硬い制度から開かれた柔らかい制度へ。
目次
第1部 制度論の射程(制度論が志向するコミュニケーション・ネットワーク;教育と精神医学の対話;制度論的教育学の今日的意味について)
第2部 学校教育の再生(制度論の契機としてのダイアローグ;活動の装置としての学校―改革のデザインから実践の科学へ;ある中学校教師の成長課程―新しい教師‐生徒関係の探究;子どもの姿から教師のあり方を考える;学校内部でのスクールカウンセラーの機能について)