内容説明
深刻なドナー不足の中、目の前の患者を救おうと行われた病気腎移植。しかしそれは学会の激しい非難を浴びることとなる。医療は誰のためにあるのか―。地域で患者に寄り添う医師の姿を通して“医の原点”を見つめる。
目次
第1章 「神様」が「犯罪者」にされた日
第2章 もうほんと、せっぱつまった状態だったですわ…
第3章 「片輪」に偏向する医療のもとで
第4章 結論ありきの検証
第5章 トライ・アンド・エラーの国
第6章 「お約束の」全面否定
第7章 崩れる「絶対禁忌」
第8章 そこに患者はいるのか…