出版社内容情報
人はなぜ過ちを犯すのか。それを知れば私たちは成長できる。これから、人々が寄り添って生きるために、知っておきたいこと。
内容説明
「本当に大切なものは目に見えない?」「なぜ、人間は戦争をするのか?」そして「日本人はどこに向かおうとしているのか?」。気鋭のジャーナリストと宇宙物理学者の白熱対談。
目次
第1章 時代について考える―科学者は、時間、空間を超えて時代を予測するジャーナリストは、現在の時代を目撃する(三・一一とは私たちにとってなんなのか;緊急時にマニュアルはありえない ほか)
第2章 宇宙について考える―科学とは見えないものを見えるようにすることジャーナリズムとは見えていないものを見えるようにすること(真昼の星の衝撃;大事なものは心で見る ほか)
第3章 いのちについて考える―科学は人間を識るためにジャーナリズムは人間を見るために(愛とは寄り添うこと;はやぶさが教えてくれたこと ほか)
第4章 戦争と平和について考える―科学は戦争の生みの親ジャーナリズムは戦争の育ての親(女系社会は戦争のない世界か;ともに食べることで戦争をなくす ほか)
第5章 未来について考える―科学者の使命ジャーナリストの使命(子どもたちに手渡したい未来のために;インターネットは時代をどう変えるのか ほか)
著者等紹介
堤未果[ツツミミカ]
東京都生まれ。ジャーナリスト。ニューヨーク州立大学国際関係論学科卒、ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士課程修了。国連婦人開発基金(UNIFEM)、アムネスティ・インターナショナル・ニューヨーク支局員を経て、米国野村證券に勤務中九・一一同時多発テロに遭遇。以降、ジャーナリストとして執筆・講演、テレビ・ラジオのパーソナリティとして活動中。著書は『貧困大国アメリカ』(岩波新書 2008年新書大賞・日本エッセイストクラブ賞受賞)など多数
佐治晴夫[サジハルオ]
1935年、東京生まれ。理学博士。東京大学物性研究所、玉川大学、横浜国立大学、宮城教育大学大学院、県立宮城大学教授などを経て、現在、学校法人享栄学園理事長、鈴鹿短期大学学長、大阪音楽大学大学院客員教授。無からの宇宙創生にかかわる「ゆらぎ理論」で知られるが、現在は、宇宙研究で得られた成果を平和教育のための素材のひとつとして位置づけるリベラル・アーツ教育の一環として、全国の学校などでの出前授業を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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