話せばわかる―養老孟司対談集 身体がものをいう

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860290504
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

目次

岩合光昭―フィールドワークは動物的勘で
神谷敏郎―非言語的コミュニケーション
田部井淳子―人間は歩く動物
立川昭二―“固い社会”を身体で考える
石毛直道―日本人の食文化と自然
橋本治―身体感覚を信じる
山本容子―人は何を表現するのか
竹宮恵子―マンガと解剖
中村紘子―演奏家の身体
岩城宏之―日本人の音楽的アイデンティティ
米原万里―論理の耳に羅列の目
天野祐吉―言葉の響きと黙読
日野原重明―身体運動と脳の入出力
北林谷栄―においと体験の記憶
大森安恵―“人間らしい生活”という価値観
多田富雄―能と脳の可能性

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、インターンを経て解剖学教室に入り、東京大学大学院医学系研究科基礎医学専攻博士課程修了。標本作りなど、研究のかたわら、文学的領域でも活動の場を広げてきた。1995年に東京大学医学部教授を退官、1996年より北里大学教授。東京大学名誉教授
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感想・レビュー

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金吾

21
いろんなジャンルの人とちょっとした対談をする話です。田部井敦子、石毛直道、中村紘子、北林谷栄氏との話は面白かったです。2023/08/02

ジュースの素

10
対談集。田部井さんが登山中、7500m辺りでシェルパが頭痛を訴えたので通常の4分のⅠの鎮痛剤を飲ませると30分で治った話、日本は世界の文明国の中では最も気温差の大きい国で20度以上ある話、日本の刺身は欧米流に言えば料理以前の品だと言う話など多くの分野の人たちとの話は興味が尽きない。養老氏は昔から意見がブレないからいい。古い本ではあるがこうした本が今一番面白い。2018/09/21

Hiroki Nishizumi

4
いろいろな人とちょこっと対談。興味深い話をする人もいるが、多くはつまらない。何故このような構成の本を出そうと思ったのだろうか。2019/10/16

さちめりー

2
20年以上前の古い対談本だけれども、古さは感じなかった。養老さんが普遍的なことにいつも考えをめぐらしているからなんだろう。もしくはこの頃から日本は何も変わっていないからなのかな。マニュアル人間、社会の許容度が低く固い社会、高齢男性の機嫌の悪さ、過剰な禁煙規制… 様々なジャンルの対談相手とお話されていて、養老先生の教養の深さを目の当たりにすることができた。2020/09/21

miracolo

1
養老さんの「学校で色んな事を習っても、それによって自分が変わらなければ勉強したことにはならない」というのがとても印象的でした。まったく同感。2014/02/04

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