内容説明
“下町素人”が訪ねる美味酒、美味ツマミ、美味人情。トーキョーよっぱらい散歩。
目次
浅草思い出ぶらり―禁酒暮らしから復活 もうジン・リッキーの抜きは飲まない
神田江戸っ子ぶらり―しみるおでんに迷い箸 シブイご主人前にして、日本酒するする喉とおる
上野花見でぶらり―震えながらの夜桜見物 コーラ飲む上野ドングリ・ボーイズに喝!
神田感傷ぶらり―夢見る天重は今日も何処へ…思い出のバーでバーボンがぶ飲みだ!
浅草野球少年ぶらり―下町の空気流れる居酒屋でモーレツに喰いたい塩焼きイサキ
秋葉原立ち飲みぶらり―ホッピーセットのおつまみはボリボリいただくかっぱえびせん
隅田川職人ぶらり―浜松町の名店にたどり着く “ボキ流”大川下りなんだな
新橋女将でぶらり―肉巻玉ねぎかぶりつく お杉さんゆかりの店で酔い痴れる
馬喰町常連ぶらり―絶品塩煮込みとやきとんでボールお代わりの連発である!
神田ミリガンぶらり―子持ちガレイに牡蛎酢で一杯 喋りが止まらぬボキは花束系〔ほか〕
著者等紹介
大竹聡[オオタケサトシ]
1963年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、出版社、広告会社、編集プロダクション勤務を経て、フリーに。2002年10月「酒とつまみ」創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MIKALIM
1
あふれるのは人情と思い出と…酒!ア・アノ日大竹先生ハ優シク握手シテクレタンダナ…韋駄天オ杉サンモ気サクナ人ダッタナ─サイン本◎2012/06/19
ちゅるふ
1
ホッピーマラソンに代表される「きつい縛り」がないせいか、筆者の内省が強く出ておったような気がする。筆者のγーGTPが4桁になったりすることがないことを祈ろう。2011/11/15
Taka Taniya
0
Web本の雑誌連載を単行本化。大竹さんの紹介する酒場は基本的に決まっているのだが、何度読んでも面白い。私の浸透圧にしっくりくるからなんだと思います。中華屋とか蕎麦屋で飲むのって楽しいですよね。 私ももっと外で飲もうっと。2015/01/17
ワンモアニードユー
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大竹さんの本に出てくる店は、いつでも行ってみれそうで、飾らないけど酒がめちゃめちゃうまいという感じがします。 文章がうまいという感じでもないですが、焼き物の煙とレモンサワーのさわやかだけどどこかせつない香りに包まれる気がします。酔うということは気持ちいいものだと思わされます。2013/12/25