内容説明
居酒屋、街歩き、旅、故郷への想い…、叙情あふれるエッセイ集。
目次
1章 星屑の町(場末の酒場にて;一町二泊の居酒屋旅 ほか)
2章 東京の灯よいつまでも(下町と山の手の商店街でほろ酔い;水辺散歩―羽田・大森・北品川 ほか)
3章 あの丘越えて(盛岡の居酒屋の豆腐;信州の納豆で育った ほか)
4章 山小舎の灯(大学だより;月の光 ほか)
著者等紹介
太田和彦[オオタカズヒコ]
1946年(昭和21年)生まれ。資生堂宣伝制作室デザイナーを経て、デザイン事務所設立。01~08年/東北芸術工科大学教授。グラフィックデザイナー/作家。本業のかたわら日本各地の居酒屋を訪ね著作を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
DEE
11
いくつかの媒体に掲載されたものをテーマ毎に再編集したエッセイ。 いつものお酒の話題に加えて、大学講師の経験や、自身の出自と両親のことにも触れられている。 こんな状況で居酒屋巡りもできないようで、視聴者としても寂しい限りである。2021/08/17
ともも
3
タイトルと表紙に惹かれ図書館で借りたが、私にはイマイチでした。2010/11/21
タカラ~ム
2
太田和彦氏といえば居酒屋に関する諸作を思い浮かべるが、本書は太田氏の違う一面が見られる。定番の居酒屋の話は安定感があるし、大学で教鞭をとっていたときの学生に対する想いや両親の話、若かりし頃に暮らした街の話など、太田和彦という人物の人生が垣間見えるエッセイ集であった。2011/05/01
ひろき
1
いつもと違う、人となりがわかる2019/05/11
犀門
1
#126★★★★☆訪れたい街や一杯傾けたくなる酒場がまた増えてしまった。巻末で炎サン、ィャ、杉江サンが称賛してた父上の話は秀逸。2010/11/10