高田純の放射線防護学入門シリーズ
核災害に対する放射線防護―実践放射線防護学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 82p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860033361
  • NDC分類 539.68
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 国民保護基本指針が想定する「核攻撃等または武力攻撃原子力災害」への対処措置として,地域の被曝医療体制への連帯のために,各都道府県の国民保護計画に関わる放射線安全担当者や防災担当者,さらに医療担当者に必須の基本知識。放射線被曝によるダメージ軽減のための核ハザード理論を明解・平易に提示する。    

《目次》
[北朝鮮の地下核実験による日本への被曝影響調査メモ]
序文
核放射線の平和利用と放射線防護学
放射線防護学の目的と今日的な課題
核災害事例の検証
線量の6段階区分
広島での空中核爆発と初期核放射線
空中核爆発時のグラウンド・ゼロでの現象
近距離生存者の線量回避
堅牢なコンクリート建造物内部の安全性
野村栄三さんの場合
核兵器攻撃時の対処法
空中核爆発後の核ハザードの減衰
原子力災害
原子力発電所事故災害の放射線影響
甲状腺の放射線防護と昆布
21世紀の脅威―戦術核兵器
小型核兵器の爆発跡の調査
22キロトン核兵器の地表爆発の実際
核兵器テロと核ミサイル
核爆発災害に対応した放射線防護計算機システムRAPSの開発
地下核爆発事故災害における線量予測計算
災害レベル
核爆発と放射線防護
国民保護の現状
放射線防護計算機システムRAPS1の開発
国民保護のための放射線防護技術システムの開発
海外の先進的な取り組みに学ぶ
コラム:
核の灰
グレイとシーベルト
ドシメトリ・Dosimetry
セミパラチンスク核実験場
7倍の時間で10分の1に減衰する核の灰

目次

核放射線の平和利用と放射線防護学
放射線防護学の目的と今日的な課題
核災害事例の検証
線量の6段階区分
広島での空中核爆発と初期核放射線
空中核爆発時のグラウンド・ゼロでの現象
近距離生存者の線量回避
堅牢なコンクリート建造物内部の安全性
野村栄三さんの場合
核兵器攻撃時の対処法〔ほか〕

著者等紹介

高田純[タカダジュン]
札幌医科大学教授、理学博士。大学院医学研究科放射線防護学、医学部物理学教室。放射線防護情報センターを主宰。弘前大学理学部物理学科卒。広島大学大学院理学研究科(核実験)博士課程前期修了、同課程後期中退。鐘淵化学工業中央研究所、シカゴ大学ジェームス・フランク研究所、京都大学化学研究所、イオン工学研究所、広島大学原爆放射線医科学研究所、京都大学原子炉実験所を経て、2004年より、現職。日本学術会議研究連絡委員会委員。鐘淵化学工業技術振興特別賞、未踏科学技術協会高木賞を受賞。日本保健物理学会、日本放射線影響学会、日本放射化学会、日本医学物理学会会員
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感想・レビュー

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九尾の猫又

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核災害でも主として、核テロにたいする防護が主になっています。原子力災害はそれほど想定していません。頁数も少なくとても読みやすかったです。 2011/06/29

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