希望の現場―メタンハイドレート

個数:

希望の現場―メタンハイドレート

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月19日 11時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784847091636
  • NDC分類 568.8
  • Cコード C0030

内容説明

劇的に、国民に知られ期待されるようになった新資源メタンハイドレート。この建国以来初の自前資源がどう隠され、その壁をいかに突破しているか、全実状がついに初めて現場証言で明かされる。

目次

序章 祖国の希望(メタンハイドレートとは?;メタンハイドレートの実用化で期待できること)
第1章 船舶事故がきっかけ―メタンハイドレートとの出逢い(ナホトカ号重油流出事故と海中スカイツリー;それは…メタンハイドレート? ほか)
第2章 メタンハイドレートがもたらすのはどんな希望?(メタンハイドレート実用化にかかるコストは?;環境に負荷をかけないメタンハイドレートの採取 ほか)
第3章 メタンハイドレートのリアルな姿(すでに九年前に火を点けていた;日本海のメタンガス採取法 ほか)
第4章 開発研究者は国益を考えて(調査船に魚群探知機を搭載してください!;日本海のメタンハイドレート研究に石油メジャーのマネー ほか)

著者等紹介

青山千春[アオヤマチハル]
東京都生まれ。1978(昭和53)年、東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業(結婚後12年間育児に専念)。1997(平成9)年、東京水産大学大学院博士課程修了(水産学)。アジア航測株式会社総合研究所、株式会社三洋テクノマリンを経て、株式会社独立総合研究所(独研)取締役・自然科学部長。専門分野は、海洋環境工学、海洋音響学、海洋物理学、海洋地質学、航海学、海事法規、安全保障技術。三級海技士(航海)の免許を持つ

青山繁晴[アオヤマシゲハル]
1952(昭和27)年、兵庫県生まれ。慶應義塾大学文学部中退、早稲田大学政治経済学部卒業。共同通信社の記者、三菱総合研究所の研究員を経て、株式会社独立総合研究所を創立。現在、代表取締役社長・兼・首席研究員。近畿大学経済学部客員教授(国際関係論)。経済産業省の総合資源エネルギー調査会・専門委員、内閣府原子力委員会・専門委員、海上保安庁の政策アドバイザー。国家安全保障会議(日本版NSC)の創設に関する有識者会議議員。専門は、エネルギー安全保障/核セキュリティ、危機管理、外交・安全保障、国家戦略立案。テレビ、ラジオ出演や多数の講演をこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

それいゆ

39
メタンハイドレートについてのニュースは、ほとんど報道されることがありません。その価値がないのか、それとも意識的に報道を控えているのかよく分かりませんが、この資源は日本を資源大国にする可能性が大であることは間違いなさそうです。政府は2018年をめどに実用化するという声が聞こえてきますが、そうなってほしいと願っています。日本海にあるメタンハイドレートは、すぐにでも掘削できそうな感じがしますが、今のところは青山さんだけが突出しているような気がして先行き不安ですが、私は関連株への投資を真剣に検討しています。2014/01/12

yuki

19
「燃える氷」と呼ばれるメタンハイドレート。資源が乏しいわが国の希望の光、と著者。しかしその開発・研究には大きな困難が伴った。国家レベルの研究開発事業として国をあげて注力できるほど魅力的なメタンハイドレートという資源の掘削、明らかにメリットとなることがあるにもかかわらずなかなか国は動かない。ひとえに官僚個人個人の保身だろうが、個人の野心よりも「国益」を優先すべきと著者は強く訴える。あくまで民間レベルで一大プロジェクトが進む様をかいま見れて面白かった。国民への訴求力としてこのような本は効果のある手段なのかも。2015/12/07

半木 糺

9
近年急速に注目を集めている救国の資源メタンハイドレート。その研究の第一人者である青山千春博士とそのパートナーの青山繁晴氏による書籍。日本海側に採取が容易なメタンブルームの塔があるにも関わらず、そちらには予算が割かれず、存在すら黙殺される。この構造を著者の青山氏は日本特有の既得権益と戦後日本をむしばんてきた「日本ダメ論」によるものとしている。本書に登場する青山夫妻を初めとした本当の「国士」の行動に報いるにはどうすれば良いのか。それは我々日本人が「目覚める」ことであろう。2015/01/28

Kikirara Tracks

6
ロシアのナホトカ号重油流出事故が切っ掛けとなり,偶然に魚群探知機に映ったメタンプルームのタワー。青山千春博士は,そのタワーの正体が後に何であるのかを発見します。メタンハイドレートから抽出されるメタンガスは,現存する火力発電所に使う事が出来,近い将来,日本のエネルギーのベストミックスを実現する為に,必要不可欠な資源です。何よりも調査船を出す1回分のコストが,一民間企業としては莫大な額なので,是非共,本格的に国家の事業として取り組める事を期待します。2014/08/31

あずさ

5
資源のない国だと思わされ、高い値段で買わされてきた資源。パワーバランスが一気にひっくり返る、メタンハイドレート。日本海側住みなのもあり、今まで裏日本と呼ばれて見向きされなかった日本海側が活性化する希望がでてきて嬉しく感じる。日本海側にごろごろ存在するのに、成果が10年出ていない太平洋側ばかりに予算が行っている。なぜ戦争で負けたのか、ということにもつながる日本の病理の根深さがわかった気がする。既得権益、利権などは考えず、足並みそろえて実用化に向かっていってほしい。2016/07/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6868003
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品