ワニブックスPLUS新書<br> 怖い凡人

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ワニブックスPLUS新書
怖い凡人

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  • サイズ B40判/ページ数 187p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784847066276
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0211

出版社内容情報

独裁的な権力者には、「平凡な人」だった過去がある――企業、官公庁、学校などの組織を見渡すと、時折「なんでこんな平凡な人が?」という人物がトップを務めていることがあります。そして、そのようなトップに限って、「ワンマン」で、本当に優秀な人物が排除されていくことも少なくありません。こうした現象を、東芝不正会計問題や日大タックル問題、そして究極の「ワンマン」ともいえるヒトラーが率いたナチス・ドイツで起こった出来事を元に解説。著者が精神科医として接してきた一般社会の事例も多数紹介しながら、あなたの隣にいる「怖い凡人」との正しい付き合い方を提言します。目には見えない諸問題を抱える現代の日本社会を生き抜かなければならないビジネスパーソン必携の一冊です!

内容説明

児童虐待、東芝不正会計、日大悪質タックル、ボクシング協会会長…すべて他人事ではない!気鋭の精神科医が暴く!

目次

第1章 悪をなす凡人
第2章 ヒトラー的支配者
第3章 なぜヒトラーになれたのか
第4章 アイヒマンを育む土壌
第5章 凡人が怖い存在になるとき
第6章 怖い凡人から身を守るために

著者等紹介

片田珠美[カカダタマミ]
広島県生まれ。精神科医。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。人間・環境学博士(京都大学)。フランス政府給費留学生としてパリ第8大学精神分析学部でラカン派の精神分析を学ぶ。DEA(専門研究課程修了証書)取得。パリ第8大学博士課程中退。京都大学非常勤講師(2003年度~2016年度)。精神科医として臨床に携わり、臨床経験にもとづいて、犯罪心理や心の病の構造を分析。社会問題にも目を向け、社会の根底に潜む構造的な問題を精神分析的視点から分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チック君

29
読了しました。ナチス親衛隊中佐でヒトラーの意向を法とみなして服従した人、その名を『アイヒマン』本書はこのアイヒマンのような人が今の日本社会でも蔓延っていることを詳しく書かれています。会社にもこういう人いますね~私利私欲が強く、そのためなら手段を選ばない。私の近くにもいます。その人を想像して読んだので、とても納得する事が多々ありました。昨年世をさわがせた人たちも本書には記載されおります。本当に自分もアイヒマンのようにはならないように心がけていますが、アイヒマンのような人が多い世の中です・・・おすすめです。2019/07/24

香菜子(かなこ・Kanako)

28
怖い凡人。片田珠美先生の著書。平凡な人、凡人が権力を握った時ほど恐怖の事態が起こる。自分が平凡な人、凡人であった時代には権力者に対して絶対的に服従、盲従してきた経験があるから。自分が平凡な人、凡人から成りあがって権力者になった時には、他人に対して同じような絶対的な服従、盲従を要求するようになる。そしてそれが狂気となって不幸な事態になる。少なくとも自分は怖い凡人になりませんようにと思う人が増えて欲しい。2019/08/15

のせなーだ

3
空気のもつ絶対的支配力。戦争すら始めてしまう怖さ。その空気に抵抗する者を自由に葬る。家族内の虐待を止めない家族、学校、職場、一国の政府内も同様、能力や優越性もない凡人なのに、のし上がっていく者が支配し主導権を握る。邪魔者を排除する為に、悪宣伝、催眠効果を使う。小さな人間集団すら独裁者はどこにでもいる。威張って主導権を握った者がいて、その周囲の人間の思考停止、自己保身、想像力の欠如が独裁者の地位を守っている現実。少数の正義は多数集団悪には無気力、無抵抗になりがち、ああ人間、凡人の悲劇。闘えない凡人の一人。2021/07/23

せいた

3
いるいる、こういう人。と激しく同意しつつ、自分がそういう「怖い凡人」になっていないか、良く考えないといけない。結局、自分の頭でよく考えて判断しないといけないという、ごく当たり前な結論に行き着くんだけど、「空気」という圧力にどこまで食い下がれるか。もはや損得でなく、価値観の領域だと思う。理解できない人は多分ずっと理解できないと思う。新たな発見はないにせよ、自分の考えを整理するにはとても良い本でした。2019/06/21

ハザマー

2
最近特にこんな人の事件や事故が増えているね。権力、バックや虎の威を借りる狐からそんな地位につく人の周りには、イエスマンも金魚のフンのように湧いて来るんだな。 韓国にも多そうな感じだ。2019/09/06

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