内容説明
殺す/殺されるはずだった「絶対に会うはずのない、会ってはいけない二人」がいま出会い、事件の真相を徹底討論した「覚悟の書」、緊急出版!
目次
第1章 「奇蹟の書」成立の経緯(鈴木邦男)
第2章 村井幹部刺殺事件とオウム真理教の深層(鼎談:上祐史浩VS鈴木邦男VS徐裕行)
第3章 オウム真理教を生み出した社会(鼎談:上祐史浩VS鈴木邦男VS徐裕行)
第4章 日本の「写し鏡」となるオウム(対談:上祐史浩VS鈴木邦男)
第5章 これからの宗教思想を目指して(対談:上祐史浩VS鈴木邦男)
終章 “不安の時代”を超える思想(上祐史浩)
解説 いかがわしさの魔力(田原総一朗)
著者等紹介
上祐史浩[ジョウユウフミヒロ]
1962年福岡県生まれ。早稲田大学大学院中にオウム真理教に入信。地下鉄サリン事件後は教団のスポークスマンとなる。その後、偽証罪などで逮捕され服役。満期出所後、オウム真理教の後継団体である「アレフ」の代表となるが、オウム信仰を脱却し、現在は自ら立ち上げた「ひかりの輪」代表を務める
鈴木邦男[スズキクニオ]
1943年福島県生まれ。67年、早稲田大学政経学部卒業。70年、同大学大学院政治学専攻中退。同年、サンケイ新聞社入社。73年、同社を退社。民族派きっての理論家であり、元・一水会代表。左・右問わず幅広い交友があり、鹿砦社代表・松岡とは30年余りの付き合い。著書多数。2010年から「鈴木邦男ゼミin西宮」のホスト役を務める
徐裕行[ジョヒロユキ]
1965年東京都足立区出身。95年、オウム真理教村井秀夫幹部を刺殺。旭川刑務所で服役を送り、2007年に満期出所。北朝鮮の日本人拉致問題については、在日朝鮮・韓国人社会が解決に向け、より積極的な活動をすべきとの持論から、朝鮮総連関係者をはじめ、多くの在日たちに働きかけ、「北朝鮮に拉致問題解決を求める」署名を集める運動を展開中
田原総一朗[タハラソウイチロウ]
1934年、滋賀県生まれ。早稲田大学卒。60年、岩波映画製作所入社、64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年、フリーに。98年、戦後の放送ジャーナリスト一人を選ぶ城戸又一賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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