内容説明
かつての名投手で、新庄、野田、亀山、田中秀太選手らを発掘した名スカウト渡辺省三の死は、プロ野球人気球団「阪神タイガース」最大の“闇”といえる。さらに、もう一人の失踪事件をも引き起こすなど、あまりにも不審な点が多すぎる。警察が「自殺」として葬り去ろうとし、事件そのものが風化しつつある中で、娘さんらの勇気と執念によって、検察審査会も「不起訴不当」の決定を出し、再捜査も始まった。しかし、…鹿砦社は、地元甲子園の出版社として、足元で起きた怪事件を見過ごすことはできず、本書を世に送り出すのである。
目次
第１章 自殺
第２章 父省三
第３章 自殺への疑問
第４章 警察との激突
第５章 黒い贈り物
第６章 入江ビル
第７章 前夫の恨み
第８章 疑惑まみれの前夫
第９章 グレーな男たち
第１０章 追及、告発
第１１章 直子の推理
