内容説明
イギリス人は歩きながら考える。フランス人は考えた後で走り出す。スペイン人は走ってしまった後で考える。行動・思考・情熱の三要素を軸に、各民族の政治・文化・社会のありようを解明する、比較文化論の古典的名著。
目次
行動の諸相
思考の諸相
情熱の諸相
社会構造
少数者
政治構造
歴史的進展
言語
芸術と文学
愛、愛国心、宗教
感想・レビュー
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Yukitita
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「イギリス人は歩きながら考える。フランス人は考えてから走り出す。スペイン人は走った後で考える」－比較文化論で時々耳にする言葉の大元（著者はスペイン人）。犬養道子さんの『お嬢さん放浪記』で出てきた一冊。各国の国民性の違いをいろんな角度から分析した古典。ヨーロッパの人たちはお互いの付き合いが多かったから、ここまで分析できたんだろう。日本とアジアの他の国も、これから交流がますます進んで、お互いの特徴やキャラを笑いながら認め合っていけるといいな。
