内容説明
行政の無策によって日本のゴミ問題は深刻化し、ダイオキシン汚染が世界最悪の事態になっている。一方、欧米、とりわけ「循環経済・廃棄物法」を制定したドイツは、分別・リサイクル・減量、プラスチック焼却禁止など廃棄物政策先進国として注目をあつめている。循環型社会へと向かうドイツの政策に学びながら、循環型社会を日本でどう創るかを考える。
目次
序章 なぜ「循環型社会」が必要か
第1章 「循環型社会」に程遠い日本
第2章 ドイツの廃棄物法制整備の歩み
第3章 「循環経済法」の内容と意義
第4章 関係省庁の循環型法制度づくり
第5章 「循環型社会」をどう創るか