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内容説明
地球上最悪の猛毒プルトニウムを燃料とする高速増殖炉「もんじゅ」が、危惧されたとおり、重大事故を起こした。本書は想像を絶する「もんじゅ」の危険性を国民的議論に付すべく、平易かつ体系的に書かれた、「もんじゅ」建設差止訴訟の訴状を単行本化したもので、本増補版では、訴訟の経過とナトリウム漏洩事故の分析を加えた。
目次
放射性物質の危険性―高速増殖炉の危険性の根源
プルトニウム・リサイクルの違憲・違法性
炉工学的安全性の欠如と重大事故の危険性
立地選定の誤りと労働者住民の生命健康に対する被害
もんじゅ訴訟の経過と現状
もんじゅを廃炉に―ナトリウム漏洩事故の持つ意味