出版社内容情報
カップルのパートナーシップの形は、法律婚だけでなく、結婚を選ばない事実婚や、結婚を選べない同性間パートナーシップなど、近年、多様化している。だが、社会の理解や法的保護が不充分なため、そうしたカップルの権利を守ることができず、さまざまな問題が発生している。
本書は、実際の生活における問題点を取り上げその対応策を提案し、パートナーシップをめぐる世界的な動きを紹介しながら、新たなパートナーシップ制度を考える。
増補改訂版では、アメリカで同性婚が認められるなど、最近の世界各国のおける同性婚承認の動きや、日本国内では渋谷区や世田谷区でのパートナーシップ証明の制定など社会的理解の進展を踏まえ、全面的に内容を改め増補した。
杉浦郁子 野宮亜紀 大江千束[スギウライクコ ノミヤアキ オオエチアキ]
著・文・その他/編集
内容説明
カップルのパートナーシップの形は、法律婚だけでなく、結婚を選ばない事実婚や、結婚を選べない同性間パートナーシップなど、近年、多様化している。だが、社会の理解や法的保護が不充分なため、そうしたカップルの権利を守ることができず、さまざまな問題が発生している。本書は、実際の生活における問題点を取り上げ、その対応策を提案し、パートナーシップをめぐる世界的な動きを紹介しながら、新たなパートナーシップ制度を考える。増補改訂版では、アメリカで同性婚が認められるなど、最近の世界各国における同性婚承認の動きや、日本国内では渋谷区や世田谷区での「同性パートナーシップ証明」の制定など社会的理解の進展を踏まえ、全面的に内容を改め増補した。
目次
1 パートナーシップとは
2 結婚制度
3 事実婚
4 同性のカップルと結婚
5 パートナーシップ制度
6 生活や権利を守るために
7 子どもとの関係
8 全体の課題
著者等紹介
杉浦郁子[スギウライクコ]
和光大学現代人間学部准教授。社会学
野宮亜紀[ノミヤアキ]
東京生まれ。早稲田大学第一文学部心理学専修卒業。1998年より、性同一性障害/トランスセクシュアル/トランスジェンダーの自助・支援グループ「Trans‐Net Japan:TSとTGを支える人々の会」運営メンバー。和光大学非常勤講師(2005年~2011年)、神奈川大学非常勤講師(2013年~)
大江千束[オオエチズカ]
東京中野にあるセクシュアルマイノリティのためのコミュニティ、LOUD代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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