内容説明
科学者の責任が問われた東大闘争…科学者の責任が問われた原発事故…何が間違っていたのか?
目次
第1章 授業拒否とその前後―東大闘争へのかかわり(「六〇年安保」と教官のデモ;「大管法」と「国大協・自主規制路線」 ほか)
第2章 さまざまな不服従(授業再開拒否;造反教官たち ほか)
第3章 「主張することと立証すること」から原子力情報の公開を求めて(テレビで視た安田講堂攻防戦から一九七二年東大入学まで;一九七二年東大入学から折原ゼミ受講まで ほか)
第4章 東大闘争から「いのちと共生」へ(反原発運動の黎明期;東大闘争から漁民・住民のサポートへ ほか)
著者等紹介
折原浩[オリハラヒロシ]
1935年東京に生まれる。1964年東京大学大学院社会学専攻単位取得退学。1965‐96年東京大学教養学部、1996‐99年名古屋大学文学部、1999‐2002年椙山女学園大学人間関係学部教員。専門は社会学
熊本一規[クマモトカズキ]
1949年佐賀県小城町に生まれる。1973年東京大学工学部都市工学科卒業。1980年東京大学工系大学院博士課程修了(工学博士)。現在、明治学院大学教授。ごみ問題で市民サイドからの政策批判を行なうとともに、埋立・ダム・原発で漁民・住民のサポートを続けている
三宅弘[ミヤケヒロシ]
1953年福井県小浜市に生まれる。1978年東京大学法学部卒業。1993年筑波大学経営・政策科学研究科修士課程修了。総務省・情報公開法の制度運営に関する研究会委員、日本弁護士連合会・情報問題対策委員会委員長、内閣府・行政透明化検討チーム座長代理などを歴任。現在、弁護士、獨協大学法科大学院特任教授、内閣府・公文書管理委員会委員
清水靖久[シミズヤスヒサ]
1954年広島県三原市に生まれる。1984年東京大学大学院法学政治学研究科退学、九州大学教養部で社会思想史担当。現在は九州大学大学院比較社会文化研究院で日本政治思想史を研究教育している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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