チェルノブイリの惨事 (新装版)

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チェルノブイリの惨事 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846111069
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

内容説明

1986年のチェルノブイリ原発事故。本書は、フランスの反核・反原発の2人の物理学者が、事故から1993年までの恐るべき事態の進行を克明に分析した告発の書である。

目次

第1章 原子力社会の発端(広島からチェルノブイリまで;専門家、メディア、チェルノブイリ ほか)
第2章 チェルノブイリ原子力発電所大災害の記録(一九八六年以前―フランス専門家の見たソ連の原子力産業;一九八六年四月―大事故 ほか)
第3章 チェルノブイリ災害評価報告の試み(一九九一年五月―AIEAにとってチェルノブイリ事故はすでに決裁済みである;癌死亡者数の見積り ほか)
第4章 チェルノブイリ一九九三年(石棺に掛け小屋を;黒海も汚染を免れないであろう ほか)

著者等紹介

ベルベオーク,ロジェ[ベルベオーク,ロジェ][Belb´eoch,Roger]
フランスの物理学者。加速器、高エネルギー物理が専門で、オルセーの大学研究所勤務を経て引退。『世界哲学辞典』の「核社会」の項の著者。核問題・原発問題の研究にとりくみ、とくに原爆開発の経緯や低線量被曝について重要な指摘を行なっている

ベルベオーク,ベラ[ベルベオーク,ベラ][Belb´eoch,Bella]
フランスの物理学者。物性物理、結晶構造解析が専門で、フランス原子力委員会所属のサックレー研究所勤務を経て、引退。核・放射線問題に関するフランス科学者の情報グループ=GSIENの世話役。核問題・原発問題の研究にとりくみ、とくに原爆開発の経緯や低線量被曝について重要な指摘を行なっている

桜井醇児[サクライジュンジ]
1936年、京都市生まれ。富山大学名誉教授。専門は極低温・磁性実験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

更紗蝦

6
1994年出版の本の新装版。(原書の出版は1993年。) 旧ソ連と、西側諸国と、ソ連崩壊後に独立した各共和国が、チェルノブイリの原発事故にどう対応してきたか、かなり詳細に記されています。福島第一原発の事故に対する日本の対応の酷さは、政府や東電の無能さからきていると思っていましたが、それだけではなく、元々原発事故への対応というものは、世界の原発推進機関によってそういうふうに決められていたのだということが、この本を読んで分かりました。(だからといって、もちろん、日本政府と東電が有能というわけではありません。)2013/11/29

ようこ

4
平和利用を目的とした原子力の事故で、昨年までは最も大きかったチェルノブイリの事故から5年後に、原子力の研究者として著者がどのような背景でこの事故が起こりどういう経過をたどっているかということについて記録している貴重な資料。読んでみると現在の福島と驚くほど似た状況の部分もあり、この時に起こったことが何一つ福島に生かされていないと実感。私たち日本人は正体のよくわからない放射能から受ける障害について広島・長崎・チェルノブイリに続きモルモットにされているのかもしれないと思ったり。2012/02/04

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