低線量内部被曝の脅威―原子炉周辺の健康破壊と疫学的立証の記録

個数:

低線量内部被曝の脅威―原子炉周辺の健康破壊と疫学的立証の記録

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 388p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784846111052
  • NDC分類 493.19
  • Cコード C0036

内容説明

本書は、1950年以来の公式資料を使って、全米3000余の郡のうち、核施設に近い約1300郡に住む女性の乳がん死亡リスクが極めて高いことを立証して、レイチェル・カーソンの予見を裏付ける。

目次

第1章 序論:放射性降下物と郡の乳癌発生率
第2章 放射性降下物と免疫異常
第3章 低出生体重児とベビーブーム世代の免疫不全
第4章 乳癌死亡率と原子炉からの放出物
第5章 1950年以後の乳癌死亡率の地域差
第6章 国立癌研究所はなぜ、原子炉の周辺での発癌リスクの増大を見逃したのか
第7章 原子炉周辺における発癌リスク増大の本質
第8章 放射性降下物と乳癌
第9章 もう遅過ぎるだろうか
付録

著者等紹介

グールド,ジェイ・マーティン[グールド,ジェイマーティン][Gould,Jay Martin]
1915年生まれ。コロンビア大学で経済統計学博士号取得。1955年、最高裁判決にまで発展した有名なブラウンシュー事件で専門家証人として司法省に雇われ、統計学者としての地位を確立。以後、30年以上米国のオクシデンタル石油、グレイハウンド、エマーソンエレクトリックなど、主だった反トラスト訴訟の専門家として活躍。一方、情報関連会社であるEIS社を設立。ビジネス成功後、自社を売却するが、その直前に自らが開発した工場施設データの有用性が買われ、米国環境保護庁(EPA)の科学諮問委員となる

肥田舜太郎[ヒダシュンタロウ]
1917年広島市生まれ、日本大学専門部医学科卒、陸軍軍医学校卒、医師。広島で被爆。全日本民医連顧問。医療生協さいたま名誉理事長

齋藤紀[サイトウオサム]
1947年生まれ、福島県立医科大学卒、広島大学原爆放射能医学研究所内科(臨床血液学)、広島大学保健管理センター(助手)、広島中央保健生協福島生協病院、同・名誉院長、現在、福島医療生協わたり病院(福島市)勤務、核戦争防止国際医師会議(IPPNW)日本支部会員

戸田清[トダキヨシ]
1956年生まれ、大阪府立大学、東京大学、一橋大学で学ぶ。日本消費者連盟事務局、都留文科大学ほか非常勤講師を経て、長崎大学環境科学部教授(環境社会学)、博士(社会学)、獣医師(資格)

竹野内真理[タケノウチマリ]
1967年生まれ。東京学芸大学教育学部英語科卒。通翻訳者、フリーライター。元原子力資料情報室国際担当。現在は、東京にある脱原発・環境市民団体のたんぽぽ舎にて、ヒバク研究会と国際署名のボランティア活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山口透析鉄

30
市の図書館本を借りて読みましたが、どうやら10年ほど前にもAmazonマーケットプレイスで購入していたようです。 原子力発電所から放出されている放射性物質による地域住民への影響(乳癌の調査などで分かる) が豊富なデータと実例で示されています。 大気圏核実験をしていた頃とスリーマイル・チェルイノブイリ等の大規模原子力災害後の推移を比較し、偏西風など乗って放射能汚染が拡散していく実態が一定、分かるように書いてありますが、読む方にも一定、知識が必要ですし、当然ながら簡単には認めない勢力がいます。(以下コメ欄)2023/10/01

ぴろし

0
読み終わったので、TLOへ。2015/01/04

中年親爺

0
訳者の肥田舜太郎という人(自ら被曝を受けながら被曝者の診療を続けてきた医師)から索引し、斜め読み。著者はノーベル経済学賞を受賞したレオンチェフの弟子で、統計の権威らしい。米国の原子炉、特に老朽化施設の周辺では、がん発生率は、統計的に整理すると、明らかに高くなっているようだ。1990年、国立がん研究所が発表した「統計的に有意な変化はない」は間違いと指摘。残念なのは、放射線量のデータがないため、どのくらいの量でどの程度の影響が出ていたかの因果関係がわからないこと。2012/01/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3030094
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。