内容説明
本書は、生物多様性の危機の元凶が多国籍企業の活動にあること、どうすれば危機を乗り越えることができるかを明らかにする。
目次
第1部 生物多様性条約とカルタヘナ議定書(生物多様性とは?;生物多様性条約の争点 ほか)
第2部 遺伝子組み換え生物と生物多様性(遺伝子組み換え作物はどのように生物多様性を破壊するか;遺伝子汚染を防ぐことは可能か? ほか)
第3部 生命特許とグリーン・ニューディール政策(生命特許・遺伝子特許;オバマ政権とバイオ燃料 ほか)
第4部 生物多様性を守る取り組み(市民による遺伝子組み換えナタネ自生調査;拡大するGMOフリーゾーン(GM作物のない地域) ほか)
おわりに 食と民主主義
著者等紹介
天笠啓祐[アマガサケイスケ]
1947年東京生まれ。早大理工学部卒。現在、ジャーナリスト、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表、市民バイオテクノロジー情報室代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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