WTO‐シアトル以後―下からのグローバリゼーション

個数:

WTO‐シアトル以後―下からのグローバリゼーション

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 180p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846104047
  • NDC分類 678.1
  • Cコード C0036

内容説明

欧米を中心とする多国籍企業に牛耳られているWTOは、多角的貿易交渉を新ラウンドとして合意に導くとの予定に反し、宣言すら出せないまま紛糾を続けている。特に1999年の第3回閣僚会議が開かれたシアトルでは、アンチ・グローバリゼーションを掲げた人々が、世界中から集結し、激しい反対運動を繰り広げ、WTOにひとつの転換点をもたらした。WTOはなぜかくも紛糾するのか?本書は特に、シアトル以後の会議を通して、WTOの問題点を掘り下げるとともに、下からのグローバリゼーションの運動に焦点を当てて、今後の展望を打ち出している。

目次

第1章 WTOの予想された行き詰まり(WTOの発足;農業交渉―ウルグァイ・ラウンドからWTOへ ほか)
第2章 何のためのWTOか(産軍複合体国家がゆがめた農業構造;アメリカの心のふるさと―農業・農村の点描 ほか)
第3章 閣僚会議―そして「緑のグループ」と南の反乱(第一回閣僚会議(シンガポール、一九九六年一二月九日~一三日)
第二回閣僚会議(ジュネーブ、一九九八年五月一八日~二〇日) ほか)
第4章 ポストWTOの経済原理と実現方策
資料(TOES/JAPANアジェンダ「超国家企業の支配下のクローバリゼーションに対するNGOによる地球的規模での秩序づけの提案」;TOES/JAPAN声明 ほか)

著者等紹介

石見尚[イワミタカシ]
1925年生まれ。東大農業経済卒。全国指導農協連、国会図書館調査局課長、(財)農村開発委員会常務理事を経て、日本ルネッサン研究所の創立に参加。現在その代表。協同組合研究家、農村開発プランナー。元東工大講師(非常勤)、農学博士。TOES(もうひとつの経済サミット)の1993年、2000年のオルガナイザー。「協同労働の協同組合」法制化をめざす市民会議副会長。現在「循環共生社会システム研究所」理事。その理論と手法によって、インド・西ベンガル州の最貧層の村で食と仕事づくり、衛生のためのモデル的農村開発を手がけている

野村かつ子[ノムラカツコ]
1910年、京都・西陣に生まれる。同志社女子専門学校英文科卒。卒業後しばらく間をおき同志社大学文学部に入学、社会事業と倫理学を専攻。同志社「労働者ミッション」に参加。1944年、江東消費組合に入る。戦後すぐに日本協同組合同盟(現・日生協)に参加。主婦連合会創設に参画。1951年、婦人職業協会を設立。1955年日中友好協会常任委員。1959年から総評主婦の会で活動、日本婦人会議常任委員も務める。1971年、ラルフ・ネーダーを招聘。以後、日本消費者連盟の活動に全力投球、国際消費者機構(IOCU)との交流に尽力。75年、海外市民活動情報センターを設立。現在、生活クラブ生協東京顧問、IOCU名誉顧問。著書、訳書多数。1990年、市川房枝基金援助賞、1991年、東京弁護士会「人権賞」、1993年、韓国の「イルガ記念賞」受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品