内容説明
天下の大泥棒・石川五右衛門と世紀の大変態・剣轟天が時空を超えて大激突!?極悪犯罪シンジケート(ブラックコーモン)による世界支配目前の21世紀前半から諸悪の根源を断つため、400年前にタイムスリップした轟天の前にかつてのシリーズキャラクターも加勢して、五右衛門とその一味が立ちはだかるが…
著者等紹介
中島かずき[ナカシマカズキ]
1959年、福岡県生まれ。舞台の脚本を中心に活動。85年4月『炎のハイパーステップ』より座付作家として「劇団☆新感線」に参加。以来、“いのうえ歌舞伎”と呼ばれる物語性を重視した脚本を多く生み出す。『アテルイ』で2002年朝日舞台芸術賞・秋元松代賞と第47回岸田國士戯曲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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辺野錠
1
二大主人公が最初は対立して最後は共闘する王道なVSものという印象。それだけに五右衛門と轟天が並び立つラストシーンが痛快であった。轟天に加筆された実際の劇場上演版ではどうなったのかが気になるのでこういう演劇の脚本は実際に見た方がいい気がする。登場人物のビジュアルもよく分からないし。ばってん不知火が面白かったキャラクター。2015/07/29
蘖
0
出版される戯曲だから当たり前なんだけど、面白かったギャグがあらかたカットされててちょっと悲しい。『地獄のメーガン・トレイナー』とか『Let's do the timewarp』とかね。2016/02/21
めめ
0
観劇前の予習として。ニヤニヤしながら読みました。笑 あとがきでは、またちがったいのうえ節が更に加わるとのことで、観劇が楽しみです。2015/07/29