大菩薩峠 都新聞版〈第4巻〉

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大菩薩峠 都新聞版〈第4巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 360p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784846013523
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

第四巻には、都新聞での第五回連載「大菩薩峠(第五篇)」の第一回から一七七回まで(大正七年一月一日~六月二十七日)を収めた。単行本では、「東海道の巻」、「白根山の巻」、「女子と小人の巻」、「市中騒動の巻」の途中までの部分に相当する。第五回連載「大菩薩峠(第五篇)」は、全体では二四%が削除されているが、本巻に収めた部分では三六%が単行本化に際してカットされた。

著者等紹介

中里介山[ナカザトカイザン]
明治18(1885)年、神奈川県西多摩郡羽村(現、東京都羽村市)生まれ。13歳で上京し、電話交換手、小学校教員となり、平民社周辺の社会主義運動に参加。その後、社会主義を離れ、明治39年に都新聞社(現在の東京新聞社)に入社する。明治42年に初の新聞連載小説を執筆し、未完の大作となる「大菩薩峠」は大正2(1913)年より連載を開始。都新聞での連載終了後は、東京郊外に居を構えて、大阪毎日新聞(東京日日新聞)、国民新聞、読売新聞、介山が出版する雑誌『隣人之友』などに書き継いだが、昭和19(1944)年に腸チフスにより逝去。享年59歳

井川洗〓[イカワセンガイ]
明治9(1876)年、岐阜県生まれ。日本画の富岡永洗に師事し、明治39年からは都新聞社に入社して、新聞連載小説の挿絵を描いた。時代物を得意とし、その後『講談倶楽部』の表紙や口絵によって注目されると、『キング』、『冨士』、『少女画報』などでも筆を揮い、挿絵専業画家の先駆者となった。昭和36(1961)年に死去。享年85歳

伊東祐吏[イトウユウジ]
1974年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みつ

16
この巻では山で行商をする女お徳が竜之介を助ける。お絹といい、その前のお豊といい、愛を求めない彼の身辺には、常に彼を慕う女性が存在する。とはいえ、物語全体は、駿河から甲州に移りつつ、兵馬、お君、米友、道庵、七兵衞らが入れ替わり現れ、どこへ進んでいくのかいよいよわからなくなってくる。それでも見せ物小屋の「印度人」のくだりをはじめ、次々に展開するエピソードは面白く、停滞させない。孝謙天皇の訪問伝説や宮本武蔵が主人公の小説引用も、混迷する物語と一体化する。芹沢鴨の死や武田耕雲斎と天狗党が微かな時代背景を伝える。2023/03/02

きょちょ

14
この巻は「大菩薩峠第五篇」。伊勢~三保の松原~甲府~江戸、主な登場人物それぞれの物語。机龍之助を救う、甲斐の「山の娘」という一団体の女子連。この団体の規律や娘たちの心意気が実に面白い。その中のお徳が龍之助に惚れてしまうが、当然彼は去って行ってしまう・・・気丈なお徳の涙は感動。お君は米友と一緒になると思っていたが、龍之助を仇と狙う兵馬に惚れてしまう。同じく兵馬に惚れている友人のお松を蹴落としてまで兵馬と一緒になろうという決意。お君の「変貌」恐ろしや。この後、女の争いが始まるのか。女性陣が面白い巻。★★★★★2016/02/19

あけの

5
お君!!恋に目覚める もうね人も沢山でてきてあっちこっち話とんで追いかけるの大変2021/01/17

あきひと

2
米友、お君、ムク一行。龍之介、お絹、がんりき一行。兵馬、七兵衛一行と登場人物が増え、同行者が入れ替わったりと複雑な展開。伊勢を経ったあと、浜松、清水、身延、甲府へと舞台を移しつつ、騒動に巻き込まれて行く。江戸見世物や「山の娘」行商など当時の生活や風俗などを織り交ぜ楽しく読ませてもらえるが、龍之介に対する兵馬のかたき討ちは先送り。2023/01/23

訪問者

1
色々事件は起こるが龍之介と兵馬はすれ違いばかりで、敵討ちはなかなか出来そうにもない。2016/12/07

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