内容説明
己が信じるものへ義を貫く!時は慶長19年。時流に逆らい豊臣側についた真田幸村と十人の勇士たちが、天下統一総仕上げを謀る徳川軍から、大坂城の秀頼公と淀の方を守るため、智略を尽くす合戦に挑む!
著者等紹介
中島かずき[ナカシマカズキ]
1959年、福岡県生まれ。舞台の脚本を中心に活動。85年4月『炎のハイパーステップ』より座付作家として「劇団☆新感線」に参加。以来、“いのうえ歌舞伎”と呼ばれる物語性を重視した脚本を多く生み出す。『アテルイ』で2002年朝日舞台芸術賞・秋元松代賞と第47回岸田國士戯曲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やまねっと
11
舞台は戯曲ありきなんだが、いまいち舞台に頭を変換して想像することが出来なかった。実際の舞台を観てみたかったというのが正直な気持ちだ。 でも、話は史実が絡んでくるのでそれなりなのだが…。佐助が秀吉の息子というのが話が飛躍しすぎて納得は出来なかった。でも、それなりの面白さだと思った。 あと一つなにかピース的なものがあればもっと面白く良くなったと思う。そうなれば何時間になるねんというのではあるが。 やはり中島かずきは注文を出すよりかは好きなものを書くのが一番面白いと思う。2023/09/25
マモラジオ
1
単純にかっこいいです。負け戦とわかっていながら、自分の意地や仁義を通すために戦い謀略を練る。真田幸村は男としてかっこいい生き方をしていると思います。2014/04/21
辺野錠
1
こういうのって実際の舞台も見たほうがいいんだろうなあと思った。舞台版だとビジュアルがはっきりしてるし。オチのサスケハナは本当かよ!?と思ったけど調べたら本当だったんですね。あとがきに出てきたけどジェノサイドの本来のオチはどういう感じだったのかが気になった。2014/02/15
めめ
0
前回の舞台も見ましたが、再演も行くのでその前に読みました。真田幸村かっこよすぎます。さらに舞台が楽しみになりました。2014/12/31