我、知事に敗れたり―2009年9月堺市長選

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846008727
  • NDC分類 318.263
  • Cコード C0031

内容説明

2009・9・27の堺市長選挙で何があったのか?知事vs現職市長、その裏に隠された真実とは?「馴れ合い」「談合」「太った馬」と口汚く罵りながら、部下を送り込んだ目的は何か?2期8年、驚異の行財政改革・美原町合併・政令指定都市実現・シャープ誘致の実績を誇る「木原市政」を倒したのは、『大阪都』独裁知事への布石か。

目次

第1章 私の三選をめざす堺市長選挙に知事参戦(前代未聞の知事の選挙介入に惨敗を喫す;ベタ誉めだった橋下知事の挨拶;「部下出馬なら応援当然」橋下知事・記者会見 ほか)
第2章 我が人生は流れゆく水の如く(八人兄弟姉妹の五番目という生い立ちが私の性格や人生を大きく左右した;大阪府採用となって地方自治のいろはを学ぶ;美原町助役となって南河内郡にある町の全てを学ぶ ほか)
第3章 甦れ、自由都市・堺(堺は今こそ真の自由都市であらねばならない;堺にLRTは必要不可欠だと再度提議しておきたい;真の自由都市は「地方自治とは何か」から生まれる ほか)

著者等紹介

木原敬介[キハラケイスケ]
1939年、大阪府豊中市生まれ。大阪大学法学部卒業。伊藤忠商事を経て、1964年大阪府採用。美原町助役、大阪府地方課長、堺市助役、大阪府税務長、大阪府企業局長、大阪府水道企業管理者を歴任。2001年堺市長当選。二期八年間在任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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浅香山三郎

9
前堺市長による回顧録。橋下氏のポピュリズムの危険さを訴へたいのは分かるが、橋下・竹山発言の引用と批判(ファクト・チェック)が中心でやや厚みに欠ける。面白いのは、木原氏の主張と今の竹山市長の立場がほぼ同じになつてしまい、内容から見れば、竹山氏に木原市政の課題が継承されてゐることと、まうひとつ、今の維新の馬場氏が自民党市議時代、木原氏を擁護する立場から(橋下氏に反対の立場から)議会質問をしてゐたこと。いずれも今考へれば皮肉なことだ。竹山氏の著書もいずれ読む予定で、両書により、改めて大阪都構想を捉へ直したい。2016/12/19

あまたあるほし

0
素晴らしい分析もなく恨み節。まけるのもわかる。2010/05/25

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