内容説明
稀代の大泥棒、石川五右衛門が日本を越えて海の向こうで暴れまくる!神秘の宝“月生石”をめぐる、謎あり恋ありのスペクタクル冒険活劇がいま幕をあける。
著者等紹介
中島かずき[ナカシマカズキ]
1959年、福岡県生まれ。舞台の脚本を中心に活動。85年4月『炎のハイパーステップ』より座付作家として「劇団☆新感線」に参加。以来、『スサノオ』『髑髏城の七人』『阿修羅城の瞳』など、“いのうえ歌舞伎”と呼ばれる物語性を重視した脚本を多く生み出す。『アテルイ』で2002年朝日舞台芸術賞・秋元松代賞と第47回岸田國士戯曲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やまねっと
2
売れてる戯曲の良いところは作者の細部までのこだわりが文章で記されていることだと思う。この本を読んでとても舞台が観たくなった。セリフもテンポ良く読み進められるので、読んでいてなるほどと唸った。戯曲でこれほど面白いと舞台はもっと面白いのだろうと思う。新感線の一端を覗き見出来たみたいで儲けもんだと思った。2018/02/11
マモラジオ
0
この作品の五右衛門ってなんでこんなにかっこいいんでしょうか。単純に面白いですが読むたびに新しい発見がありますね。劇場で見たかった。2014/04/14
ゆう
0
DVDを流しながら読んでたらあっという間に終わっちゃった。脚本はこんなにシンプルで、ここにいろんな演出が加わって3時間のエンタメとして完成してたんだなあ。台詞や物語の細かいところまでわかって楽しい。あとがきまで楽しめました~2013/06/01
みかん
0
舞台を見た後だったので、場面を思い出しながら楽しめた。
名無しのオプ
0
おもしろかった!言い切りの格好良さがありますね。舞台も機会があれば見たかったなあ。2009/03/05