内容説明
LDとは“学び方の違い”である。けっして絶対的な障害ではない。個別に丁寧にかかわることで、子供の可能性を引き出すことができる。
目次
1 LDとは何か(LDの意味するもの;LDは“障害”なのか ほか)
2 アメリカにおけるLD認識の現状(アメリカのLD認識;LDは学び方の違い ほか)
3 LDと判断された子供たち(LD状態は克服できる;問題児だったエジソンとアインシュタイン ほか)
4 LD児の認識力と自己概念(LD児の思考能力;LD児の自己概念 ほか)
著者等紹介
玉永公子[タマナガキミコ]
1943年、台湾生まれ。大分大学教育学部卒業後、大分県と東京都で養護学校教諭、東京都の小学校教諭、教育委員会委託教育相談員を経て、1980年アメリカに留学。南カリフォルニア大学で修士号(特殊教育)を取得。帰国後、東京都内の教育センターで教育カウンセラーに携わる。その後再度留学し、1993年に博士号(教育心理学)を取得して帰国。1994年以降、病院の心理職やボランティアでの心理カウンセラーを日本国内で続ける。現在、カリフォルニア州トーランス市に所在するシグマ・スクール(州認可の小・中・高教育を行う私立現地校)の教育・心理カウンセラー。学校心理士、日本教育心理学会員、日本心理臨床学会員、日本健康心理学会員。カリフォルニア在住
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