内容説明
ふれあいと即興。コンテンポラリーダンスに衝撃をあたえた文化変革への身体技法!あるがままに生まれるダンス。
目次
第1章 コンタクト・インプロヴィゼーションと人類学的分析
第2章 コンタクト・インプロヴィゼーションの起源と影響
第3章 コンタクト・インプロヴィゼーションにおける初期の発展
第4章 「アート・スポーツ」としてのダンス
第5章 コンタクト・インプロヴィゼーションにおける動きと意味
第6章 身体を経験する
第7章 文化的シンボルと美的実践
第8章 コミュニティ、価値、権威
第9章 公演というビジネス
著者等紹介
ノヴァック,シンシア・J.[Novack,Synthia J.]
コロンビア大学博士課程修了。人類学者、ダンサー、振付家、アメリカ東部のウェズリアン・カレッジのダンス学の助教授として教鞭をとる。またリチャード・ブル・ダンス・シアターのメンバーとしても活躍。舞踊家としての実践的知識と人類学の視点からダンスを分析。気鋭の学者として将来を嘱望されたが、近年、死去した
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感想・レビュー
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℃
1
舞踏に関する本は初めて読みましたが、すごくおもしろかったです。このダンスは懐が深いというのか、このダンスを取り巻く人々にとって社会性や政治性、芸術性などさまざまな多義性を想起させる存在であったようです。2012/12/25
てあて・あら木
0
コンタクト・インプロビゼーションをするにあたって読み物が必要とは思わなかったが、どんな風に踊られているのかとか、踊るためのヒントが書かれているかと思って読んだが、それは書かれていなかった。 この主に歴史的な位置や価値や意味や側面や、コンタクト・インプロビゼーションの持っている構造的な意味などが書かれていたように思う。 面白かったら期待していた物ではなかった。2022/07/23