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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
CCC
8
ちょっとした責任回避と時間稼ぎの一言が幕府の屋台骨を揺るがす。その時歴史が動いた。堀田正睦痛恨のうっかり。そして大老井伊直弼誕生。島津斉彬との対比が印象深かった。2021/09/07
denz
4
この巻から「尊王攘夷」の新章突入という雰囲気で、京都政局、大老井伊直弼の登場、島津斉彬の上京計画まで。『風雲児たち』の魅力は、やはり登場人物の過多を含む人物描写の意外性と重厚な人間ドラマにあるのだな、とあらためて確認させられた。井伊直弼の変貌、斉彬の権力論などが今巻の見どころ。条約勅許拒否の「諸大名ともよくよく話し合い~」の部分は、孝明天皇と雄藩連合との接点を示すもののような気もするが、ここは橋本左内の新国家構想とは別に扱うのか。2011/12/19
とんび
2
京都がいかに「餓えて」いたのかということが良く判る。公家も人間、天皇も人間、人間に上も下もないのであります! 虎ちゃん出てませんけど。2011/02/01
DWAT
2
井伊大老が政権につくまでの背景と朝廷側の動向は認識を改めたなあ 政権の政策決定先送り体質は、この頃からかいな ( ̄▽ ̄;)2010/01/10
杉浦印字
2
二転三転する政局、もはやポリティカルサスペンスの様相を呈してきた。村田蔵六の「まさか将来あんなことになるなんて」的な扱いが妙に痛快。2009/01/06