真像 ジョン・ボーナム―永遠に轟くレッド・ツェッペリンの“鼓動”

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  • サイズ B5判/ページ数 263p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784845618507
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C3073

内容説明

ドラム界における伝説的存在、ジョン・ボーナムは、類を見ない強烈なエネルギー、パワー、創造力で、何100万もの人々を魅了した。本書は、このひとりの男の軌跡を初めて克明に活字化したものであり、彼の存命中にリリースされたレッド・ツェッペリンのアルバム、『Led Zeppelin』(1969)から『In Through The Out Door』(1979)、さらに没後に発表された『Coda』(1982)に至るまでのプレイ、テクニックの詳細を解説する。

目次

俺はドラマーになると決めた
カラーグラフ
ボンゾ’ズ・ギア―ボンゾが愛用したグリーン・スパークル・キット、実物を徹底検証!
大成功への階段
良いときも、悪いときも
夜遊びに出かけよう
今だに愛される、そのわけ―プレイ・スタイル、楽器&xサウンド考
ボンゾに敬意を表して
ボンゾへ、愛をこめて―インタビュー集
堰を切るがごとく―ジョン・ボーナム名演コレクション

著者等紹介

ウェルチ,クリス[ウェルチ,クリス][Welch,Chris]
1960年代から1970年代にかけて、『メロディメイカー(Melody Maker)』誌の書評家、批評家として活躍。ザ・ローリング・ストーンズ、ピンク・フロイド、ジミ・ヘンドリックス、トラフィック、クリーム、そしてレッド・ツェッペリンなどのバンドの成功をレポートしてきた。元は地元新聞の新聞記者であり、1964年に『メロディメイカー』誌に加わる。その後、『ミュージシャンズ・オンリー(Musicians Only)』誌の編集補佐となり、『メタル・ハンマー(Metal Hammer)』誌の編集者となった。最近では、『インディペンデント(Independent)』や『リズム(Rhythm)』誌などのイギリス雑誌にも寄稿しており、ジミ・ヘンドリックス、スティーヴ・ウィンウッド、イエスといったロック・アーティストについて20冊以上の著作がある

ニコルズ,ジェフ[ニコルズ,ジェフ][Nicholls,Geoff]
ミュージシャン、ジャーナリスト、講師。1980年代初期、いくつかのメジャー・レコードレーベルと契約を結んだ後、彼はイギリスBBCのテレビ・シリーズ『Rockschool』のドラマー兼司会者となる。そしてBBCの賞をとったラジオ番組『Byte the Music』シリーズの作者でもある。また『The Drum Book』という、ドラム・セットの歴史をかつてないほどに完全網羅した作品も執筆、高い評価を得ている

藤掛正隆[フジカケマサタカ]
80年代後半より都内のライヴハウスにて活動開始。異分野コラボレーションFORMLESS MACHINEの主宰、セッション活動を経て、96年にZENI GEVAに参加、米国、欧州、豪州ツアーやフェスティバルへ出演。97年BAKI、諸田コウらと#9を結成。98年にZ.O.Aに参加。99年フルデザインレコード設立。00年に湊雅史らと13oz.を結成。02年に恒松正敏GROUP、04年に酒井泰三3355に参加。05年にはDJ高田とのKILLER MANTISを始動

うつみようこ[ウツミヨウコ]
大阪生まれ、アメリカ合衆国育ちの、基本ロック・ミュージシャン。1980年代後半、大阪で結成されたメスカリン・ドライヴのリーダーに誘われ、ボーカルとして活動スタート。アルバムを数枚リリース後、メジャーのレコード会社と契約する。数枚作品を発表後、ソウル・フラワー・ユニオンへと変幻したバンドでボーカル、コーラス、パーカッションを担当。2000年頃に脱退した後は、若手バンドの海外ツアーの通訳をしながら、ソロ活動の方法を模索している間に、多くのミュージシャンと出会い、アメリカ人の友人ミュージシャンと米国でソロ作を録音(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1959のコールマン

52
☆5。ジョン・ボーナムについて知りたいならば、信者以外は楽しめない「ザ・ボンゾ・ブック」よりこちらを薦める。誕生からZepに参加するまでの苦労、そして参加以降の苦悩。彼の独特なテクニックの分析。それらが多彩な人物へのインタビューを交えて語られる。色々なエピソードが満載。初めて知ったことも沢山ある。類書を遙かに超える音楽分析。素晴らしい!もちろんこれが「真像」というなら、天国のボンゾが「そりゃあ違うぜ」と言いたくなるところもあるだろうが・・・やたら酒がでてくるぞ。こりゃホントだろ。飲み過ぎだぞボンゾ。↓2022/03/13

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