内容説明
手術、抗がん剤、放射線治療など、医学はがんと闘い続けてきた。残念なことに、いまだ勝利をおさめてはいない。だが、「遺伝子治療」は既存の治療法との併用により高い効果があるので、その闘いに勝利し、終止符を打つ大きな可能性がある。
目次
第1章 恐怖や苦しみの淵から生還し、喜びの声をあげる患者さんたち
第2章 「がん遺伝子治療」の決め手“細胞更正核酸治療タンパク”
第3章 がんの「どこ?」「いつ?」は問わない!―この治療法特有の凄さ!
第4章 がん細胞とはいったいどういうものか―がんを理解して闘うことが大切
第5章 がん検査の現実と遺伝子検査―そして、遺伝子治療へ
第6章 最強、最高の「遺伝子治療」はもうここまで来ている!
著者等紹介
吉田治[ヨシダオサム]
杏林大学医学部卒業。1986年より杏林大学医学部付属病院で消化器外科、1988年より東京逓信病院で主に消化器外科(胸部血管外科)、1993年より杏林大学医学部付属病院で呼吸器外科、消化器外科。1990年より全国20カ所に医療提携クリニックを併設。2008年より体性幹細胞療法に取り組み、2010年よりさくらクリニックにて幹細胞を採取して培養するCPC施設を併設。幹細胞やその培養上清液を投与する幹細胞療法を施行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。