内容説明
「人生、学歴じゃない。世に出てからが勝負だ」世の中、頭つかって一生懸命やれば何でも思い通りになる。世界が注目する町工場の親父が贈る、目からウロコの処世術。
目次
発想と応用―なぜ、可能になるのか?
自由気まま―不真面目と莫迦は似て非なるもの
打破―世の中には最初から実績のあるやつなんていない
習慣―つくる発想、できる発想
周期―いま取り組んでいるものが未来をつくる
反骨―手を動かせば解決方法が見えてくる
勘―図面がないとできないのは本当の職人ではない
縁―その名人は無名人
忍耐―転んでもただでは起きない
秘守―人気のラーメン屋がスープの秘密を教えるわけがない〔ほか〕
著者等紹介
岡野雅行[オカノマサユキ]
1933年東京都墨田区に生まれる。10代のはじめから家業の金型工場を手伝い、50年、本格的に父親の仕事に取り組む。日中は金型づくりの「深絞り」の技術の向上に努め、夜は花柳街で人生の修業に勤しむ。63年、旋盤を購入、人生で初めてローンを組む。70年、完全自動化機械を用いたプレス製品加工を手がける。2年後、家業を引き継ぎ、岡野工業株式会社を設立。あらゆる分野の製品のプレス加工や部品の金型設計・製作を手がけ、急成長を遂げる。2003年、東京都功労者表彰。04年、天皇陛下より旭日双光賞を賜る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いこたす
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本田宗一郎さん?! みたいな語り口の本でした~! とっても技術があって、他ではできない金型を作る町工場の社長さん)^o^( 職人気質で(恐らく)大手企業が嫌い( ´Д`)y━・~~ 大手企業を挑発するような言動も((((;゚Д゚))))))) リチウムイオン電池のケースを作った人と言った方が分かりやすいかもしれませんね!はい。この方ですっ!! 爆発しやすいリチウムイオンには継ぎ目のないケースが必要でしたが、当時それは不可能な注文でした。 それを「不可能を可能にする男」がやってのけた2011/03/06