内容説明
高年齢者等の雇用の安定等に関する法律が一部改正された。この改正では、六五歳までの安定した雇用の確保のための定年の引上げ等の努力義務化、円滑な再就職のための事業主による援助の促進、定年退職者等の就業機会の多様化のためのシルバー人材センターの業務の拡大を柱として、様々な制度の見直しが行われている。本書では、改正法の成立後、公布、発出された関係省令、関係通達の内容も含め、高年齢者雇用安定法の実務について解説を加える。
目次
第1編 法改正の背景と経緯(法改正の背景;高年齢者雇用安定法の改正をめぐる経緯)
第2編 逐条解説(総則;定年の引上げ、継続雇用制度の導入等による高年齢者の安定した雇用の確保の促進;高年齢者等の再就職の促進等;高年齢者等雇用安定センター;高年齢者職業経験活用センター等;定年退職者等に対する就業の機会の確保;シルバー人材センター等;国による援助等;雑則;罰則)