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目次
1章 築地今昔(よそ者;河岸;卸売市場のしくみ―価格形成の今昔 ほか)
2章 市場百景(人より魚がエライまち;シマ;若い衆とお姐さん ほか)
3章 河岸追想(また来たな;市場人の休日;小僧上がり ほか)
著者等紹介
冨岡一成[トミオカカズナリ]
1962年東京生まれ。博物館の文化財保護調査員を経て15年間築地市場に勤務。聞き取り調査をはじめる
さいとうさだちか[サイトウサダチカ]
1946年東京生まれ。写真家。自動車、オートバイ、ジェット戦闘機などの分野で活躍を続けてきたが、河岸の文化に魅せられ、2012年から築地市場の撮影を開始する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けん
8
写真もよかった2018/11/24
プレイン
8
もう一冊築地本。無くなると聞くと急に惜しくなるもの。こちらは写真が多くて場内の様子がよく伝わる。いかつい顔の面々だが来るものは拒まず包容力があり、べらんめえ調の大声が飛び交い、古き良き昭和の時代を残すそんな市場もあとわずかで幕を引く。豊洲がゴタゴタしているようなので、今のうちに眼と口で築地を味わってこよう。2016/09/18
gojimoto
2
魚苦手なのに、読んでいると魚河岸に行ってみたくなります。 プロの職人がいる活気のある築地。 記憶にしてしまうのは惜しいので、移転したとしてもそのままでいてほしいです。2016/10/17
KBOSN
1
とにかく市場で働くオヤジたちがいい顔。 眼光の鋭さ・ねじり鉢巻・仕事道具…すべてがサマになる。2018/10/20
ELW
0
某『魚河岸の三代目』で興味をもった。江戸前の海はギンポとかが居るからなぁ。でも、関西人は、瀬戸内海があるからと言う。隠岐の素晴らしい魚は、島根県を素通りして築地に運ばれる。しかし、漁港で中国人か直接現金で俵物を買い付ける。符牒や屋号の話が興味深かった。2017/10/08