内容説明
「強い日本の復活」「アベノミクス」を掲げて支持率を伸ばす安倍政権。原発維持、TPP交渉参加、さらに憲法改正にまで精力的に言及するにいたった。私たちの暮らし、平和はどうなるのか。安倍政権が追求する新自由主義・構造改革と、軍事大国化・改憲を阻むための運動の課題を示す。
目次
第1章 総選挙の結果が示した日本政治の新たな段階(なぜ自民党は大勝したか;保守二大政党制の劣化と機能麻痺 ほか)
第2章 日本政治の新段階とは何か―新自由主義政治の第三期(新自由主義政治の時代とは何か;日本の新自由主義政治の二つの特徴 ほか)
第3章 安倍政権による新自由主義、改憲・軍事大国化の大攻勢(安倍政権に課せられた二つの課題と政治体制;安倍政権第一の柱―新自由主義・構造改革の大攻勢 ほか)
第4章 新自由主義、改憲・軍事大国化を阻む国民運動の課題(新たな運動からどう教訓をくみとるか;国民の大連合へ)
著者等紹介
渡辺治[ワタナベオサム]
一橋大学名誉教授、九条の会事務局、日本民主法律家協会理事長。1947年東京生まれ。東京大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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