旬報社ブックス
くるま社会

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  • サイズ A5判/ページ数 107,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784845108275
  • NDC分類 685
  • Cコード C0036

内容説明

新しい町づくりが始まった。大阪・中之島、北海道・小樽運河・福岡・柳川堀割の再生をはじめ、日本各地で町づくりの粘り強い取り組みがすすんでいる。自分の町は自分たちでつくり変える。

目次

1 自動車がもたらす社会的損失(日本社会のマイナス面を累増している自動車社会;自動車王国アメリカも公共交通輸送機関を復活 ほか)
2 システムが問題だ(社会・経済システムに目を向けよう;公害問題と環境問題との間を切ってはいけない ほか)
3 都市再生の可能性(自動車会社自身も自動車時代がいつまでも続くとは思っていない;「水の都」再生にとくりんでみて ほか)
4 廃棄物の問題をどう解決するか(汚染者負担原則=PPP;ラブ運河事件とスーパーファンド法 ほか)
5 なぜ、都市と農村との交流が必要か(ヨーロッパでは義務づけられる市民農園;農村と共存しないと都市は存続できない ほか)

著者等紹介

宮本憲一[ミヤモトケンイチ]
1930年、台北市生まれ。名古屋大学経済学部卒。金沢大学助教授、大阪市立大学教授、立命館大学教授をへて、現在、滋賀大学学長。国内外で研究活動を進め、日本地方財政学会理事長、自治体問題研究所理事長、日本環境会議代表理事等を歴任されるとともに、地域にあっても堺市「西野の森」を守る運動の委員長、「コミュニティ・グリーン条例」づくり等を実践。『くるま社会』でも、「中之島祭り」等「水の都」再生への四〇年間とりくみ、宮本塾等、その一端が紹介されている
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