内容説明
今、ソーシャルワークに求められる新しい視点。国際社会福祉の場で注目される社会開発。J・ミッジリィによるその総合的テキストを完全翻訳。社会福祉学、社会政策、開発学などの専門家、研究者、学生、ソーシャルワーカー必読の一冊。
目次
第1章 社会開発の定義(社会福祉の概念;社会福祉を向上させるさまざまなアプローチ ほか)
第2章 社会開発の歴史(社会変革と社会的介入の理論;先進工業諸国における福祉国家と計画 ほか)
第3章 社会開発の理論(社会開発理論の性格;低開発の状況 ほか)
第4章 社会開発のための戦略(個人による社会開発;コミュニティによる社会開発 ほか)
第5章 社会開発を目指して―制度の全体像(制度学派の見方;制度的見方の実践 ほか)
著者等紹介
ミッジリィ,ジェームス[ミッジリィ,ジェームス][Midgley,James]
ロンドン大学(LSE)やケープタウン大学で教鞭をとった後、ルイジアナ州立大学社会福祉学部長兼学長補佐を務める。現在、カリフォルニア州立大学バークレイ校公共社会サービス学部教授、社会福祉大学院学長。1996年全米ソーシャルワーカー協会から、ソーシャルワークの社会的認知を高めた功績に対し国際ローダサーナット(Rhoda Sarnat)賞を授与される
萩原康生[ハギワラヤスオ]
1944年大阪府生まれ。日本社会事業大学社会福祉学部卒業、杏林大学大学院国際協力研究科修了(開発学修士)。国連社会防衛研究所主任研究員(在イタリア)、国連アジア極東犯罪防止研修所教官(在東京)、日本社会事業大学社会事業研究所教授等を歴任。現在、城西国際大学人文学部教授、国際協力事業団(JACA)国別支援委員会(タイ)委員
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