本田靖春集〈5〉不当逮捕・警察回り

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  • サイズ A5判/ページ数 533p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784845107209
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C0395

内容説明

「不当逮捕」―「売春汚職事件」でスクープを放ちながら、検察内部の権力闘争に巻き込まれ名誉毀損容疑で逮捕された読売新聞社会部・立松和博。数々の特ダネで異彩を放った立松の生き方を描き、ジャーナリズムのあり方を問う。「警察回り」―昭和30年代前半、無頼とロマンの時代だった。上野署裏のトリスバーを溜り場に警察回りをしていた駆出し時代、「黄色い血追放キャンペーン」を行った遊軍記者時代など、新聞記者が自由であった著者の記者時代。

目次

不当逮捕
警察回り

著者等紹介

本田靖春[ホンダヤスハル]
1933年、旧朝鮮・京城に生まれる。55年、早稲田大学政経学部新聞学科卒業後、読売新聞社に入社、社会部記者、ニューヨーク特派員などを経て、71年退社。64年には、売血の実態を告発し、現在の100%献血制度のきっかけとなった「黄色い血」キャンペーンを展開する。77年、『誘拐』で文芸春秋読者賞、講談社出版文化賞受賞、84年、『不当逮捕』で講談社ノンフィクション賞受賞。潮賞、大宅壮一ノンフィクション賞の選考委員を務める
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感想・レビュー

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サトシ@朝練ファイト

21
かなり面白く実にタイムリーに読めたと思います。生島治郎の「追いつめる」でジョニーウォーカーの黒ラベルが一本一万円なんて書かれているけど1950年代後半からの値段かい?(今はいくらだ?)先週まで新聞TVを賑わわせていた検察人事、マージャンなんか60年以上前にも似たようなことがあったんだよな。伊藤栄樹氏の「検事総長の回想」も合わせて読まれるといいかも。2020/06/08

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