内容説明
痴ほう性のお年寄りの介護は他の病気と比較にならないほど大変です。痴ほうという病気そのものを理解し、痴ほう症のお年寄りのこころを理解することで、より良い介護の方向を探ります。新版では、介護保険等によるサービスの利用法やグループホーム、個人でのケアなど介護者の力になる活動を数多く紹介しています。
目次
1 痴ほう症のここが知りたい(痴ほう症とはどんな病気か;生活行動のケア(食事、排せつ、入浴) ほか)
2 痴ほう性老人のグループケア(あるグループホームの試み;お寺で始まった宅老所 ほか)
3 個人でのケア(痴ほうの母が残したもの;家族にささえられながら ほか)
4 家族の会(仲間や家族にささえられて;手づくりのデイサービス)