別れを力に―在宅で看取ったわが子の「証」

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784844376347
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

「家に帰りたい」14歳の少年は、最期の日々を自宅で過ごすことを望み、自宅の一室で静かに眠りについた。両親は少年の墓石に「証」の一文字を刻んだ。最期の最期まで輝きを放ち続けた少年の人生、そして少年を失った家族の再生の記録。

目次

第1章 発病
第2章 再発
第3章 転院
第4章 帰宅
第5章 昇天
第6章 再生

著者等紹介

二宮護[ニノミヤマモル]
1953年、秋田県に生まれる。編集者、著述家。早稲田大学商学部を卒業後、ビジネス系の出版社に入社する。月刊の経営情報誌の記者を経て書籍の編集部へ。書籍編集長、ムック編集長を歴任する。その間、13歳の長男に涙腺のがんが見つかり、1年半の闘病生活が始まる。長男は2回の手術・放射線治療、化学療法を受けたが病状が悪化。最期の2か月を往診と訪問看護を受けながら在宅で看取る。その3年後、自身にもがんが見つかり、それを機に出版社を退職して独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のし

7
別れを悲しみとするのではなく、力に変える。それを教えてくれたのは、在宅で看取ったわが子…亮君。最期は、何かしてやるたび、「ありがとう」といい続けることがあったという文章で涙が出ました。病気だったけど、確かに10代前半を生きた亮君の話です。亮君の生きた証は、知らない自分の中にも生き続ける。辛かったと思います。強い意思を持った家族や著者に読者の自分も、力をもらいました。力強い本です。2014/07/20

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