内容説明
何十万・何百万の人間がネットワークを介してゲームをプレイし、オンラインで課金していく巨大なゲームシステム。そこから得られる膨大なユーザー動向データは貴重な資産です。データの分析と活用は、コンテンツの質を維持・向上するために必要不可欠なプロセスです。ゲームのみならず、あらゆるサービスにおいてデータ分析は必須のものといえます。必要な基盤を構築し、即座にフィードバックできるシステムを整えていくことが、激しい競争下のこの業界を勝ち抜いていくための武器となるでしょう。
目次
01 スマホゲームとデータ分析
02 データ分析の概論
03 利用する技術と処理フェーズ
04 分析システムの構築
05 データ収集
06 データ集計
07 可視化とレポーティング
08 データ分析の応用
著者等紹介
越智修司[オチシュウジ]
KLab(くらぶ)株式会社・データ分析グループ所属。専攻は経済時系列分析。セキュリティ関連のソフトハウスを経て、1994年入社。携帯電話向けポータルサイトやモバイルバンキングのプロジェクトマネジメント、iOSアプリの開発などを経て現職。「関西ソーシャルゲーム勉強会」を中心とした開発者コミュニティで活動しており、プライベートでもiOSアプリの開発を行う
高田敦史[タカダアツシ]
KLab(くらぶ)株式会社・データ分析グループ所属。専門は分析哲学(形而上学・価値論・美学)。ソーシャルゲーム事業立ち上げ時よりソーシャルゲームのサーバーサイド開発などを担当。データ分析に興味を持ち、データ分析システムのプロジェクトを立ち上げる。共通の仕様でデータを蓄積し簡単にアクセスできるシステムを目指し、データ分析のインフラを開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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