内容説明
メールも議事録も契約成立の根拠にならない?下請企業が作ったシステムの著作権は誰のもの?ユーザー企業(発注側)の“協力義務”って?納品したのに契約解除されるのはどんなとき?その疑問、大変なことになる前に!これだけは知っておきたい基礎知識。契約の不安を一掃。事例イラストでやさしく解説。
目次
第1章 システム開発・運用・保守に関する紛争の原因と概要(なぜ、システムの開発や運用・保守に関する紛争が多発しているのか?;要因1:コンプライアンス意識や危機管理意識が欠けている ほか)
第2章 システム開発の契約締結段階で検討する法律問題(システム開発の契約締結時に検討する法律問題とは?;契約の成立に関する問題 ほか)
第3章 契約締結後の開発~検収段階で検討する法律問題(開発~検収段階において検討する法律問題とは?;ベンダー企業が報酬を請求できるのは、どのような場合か? ほか)
第4章 システムの運用・保守段階で検討する法律問題(システムの運用・保守段階で検討する法律問題とは?;システム障害が発生!ユーザー企業とベンダー企業はどう対応するのか? ほか)
第5章 システム開発に失敗したときの紛争処理(訴訟による紛争解決で当事者が知っておくべきこと;知っててよかった?!訴訟以外にも紛争解決手段がある ほか)
著者等紹介
松島淳也[マツシマジュンヤ]
静岡県浜松市生まれ。1997年、早稲田大学理工学部大学院を修了後、富士通株式会社に入社。サーバー用CPUの開発、金融システムの開発、物流システムの開発などに従事。2004年、司法試験に合格。2006年、弁護士登録。東京弁護士会、知的財産権法研究部会、法とコンピュータ学会に所属。IT企業や製造業で必要となる法律業務全般(システム開発、システムの運用・保守などに関する紛争処理や契約事務、特許権、著作権、営業秘密などに関する紛争処理や契約事務、その他、労働法、会社法など)に従事するかたわら、講演や執筆も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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