出版社内容情報
阪神大震災から約10年。遺族たちはみずからの生と家族の死をどのように受容していったのか。1995年夏からあしなが育英会の協力を受けて実施された震災遺児家庭への長期的な聞き取り調査によって照らし出された震災後の人々のライフ・ヒストリーをたどる。
目次
第1部 大震災の社会学(生存者の物語論;死者の存在論;震災体験の解釈学)
第2部 大震災のライフ・ヒストリー(男性たち;女性たち;祖父母;子どもたち)
著者等紹介
樽川典子[タルカワノリコ]
筑波大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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