内容説明
国際紛争における「介入」。現代世界のこの難問をいかによみとくか。
目次
第1章 人道危機と国際介入―総論
第2章 「新介入主義」の正統性―NATOによるユーゴスラビア空爆を中心に
第3章 「冷戦後の紛争」とグローバリゼーション
第4章 国際介入の一形態としての暫定的領域管理
第5章 国益と人道主義の相克―コソボ紛争におけるイタリアとUNHCR
第6章 人道援助におけるNGOの活動―その役割、限界と可能性
第7章 紛争報道の現状と課題―事実認定をめぐって
第8章 国際介入への地域的アプローチ―介入の「正統性」と地域機構
第9章 UNTACの成果と新生カンボジアの課題
第10章 東チモールにおける国際連合の平和維持活動―Spoiling the people,destructing the nation
第11章 国際介入と平和回復の処方箋