内容説明
法律専門家には役に立たないが、一般の方々には、少しは役に立つかもしれないような本を書いてみたいと思って書いたのが本書の由来である。叙述で重点をおいたのは、第一には法律の各分野を含んだ法律全体について、実際的な法律知識を身につけていただきたいということである。第二には法律の条文に親しんで欲しいということである。それが法律を理解するきっかけとなると思うからである。そこで本書でもなるべく条文―悪文および難解な文章、拙劣な文章が少なくないにもかかわらず―を引用することに心がけ、その分かりにくいものには説明を付しておいた。
目次
第1章 序論
第2章 権利の意味および権利に関する重要事項
第3章 国家の歴史および組織
第4章 国際社会
第5章 法律学の研究
第6章 法律学の分科
第7章 法系
第8章 法学の歴史