内容説明
1990年2月11日、南アフリカ共和国で、「ネルソン・マンデラが釈放された」というニュースが世界中をかけめぐりました。南アフリカ共和国の政府は、黒人と白人をわけ、黒人を差別するアパルトヘイト政策(人種隔離政策)をおこなっています。このアパルトヘイトに反対する運動を指導したネルソン・マンデラは、じつに28年間も刑務所にとじこめられていました。獄中にありながらも、「黒人の希望の星」として人びとから尊敬をうけつづけたマンデラの現在までの活動を紹介します。
目次
1 人びとのためにつくしたい
2 「狂気の政策」アパルトヘイトに立ち向かって
3 刑務所のドアを開けろ!喜んではいろう!
4 犯罪人あつかい
5 こんなことが国家反逆罪なのか?
6 花よめのつきそいは何人いればいいかな?
7 黒ハコベ
8 わたしは抗議しつづけます
9 リボニアの名をわすれるな
10 孤立した島で
11 マンデラを釈放せよ!
12 変革への第一歩