出版社内容情報
特に、保健医療の経営管理者向けに書かれた内容であり、医療に対する正しい判断を決定するうえで新しく求められる考え方と技能を解説しています。【編集担当者コメント】小社発売の「EBM」とともに医療に関する世界の名著の一冊といわれる著作です。
内容説明
保健医療の要求が増加し、保健医療サービスへの圧力が容赦なく高まってくるにつれて、あなたの判断はますます重要になってきています。したがって、研究の根拠に基づいた保健医療の判断を決定するために必要な、事実と数値、技能、知識を持つことが不可欠です。本書は、こうした判断を決定する責任のある人、あるいは患者集団や人口集団について資源の最善の利用を決定する経営管理者を読者対象としています。もし、限りある資源の利用判断がますます困難になってきていると気付いているなら、本書が不可欠のものとわかるでしょう。「根拠に基づく保健医療」は、個別の患者ではなく人口集団について、健康政策と経営管理の判断に根拠を適用するための方法を解説するものです。それは、意見や推測ではなく、科学を重視します。本書は、とくに保健医療の経営管理者向けに書かれた本であり、資源の利用について正しい判断を決定するうえで求められる技能を、あなたが身に付けるうえで役立ちます。本書は、保健医療、臨床医療、看護の経営管理者に不可欠の本です。
目次
根拠に基づく保健医療
「正しいことを正しく行う」
健康サービスについて判断を決定する
根拠を検索する
研究の質を評価する
見つけた結果を評価する
根拠に基づく保健医療に向けた組織的発展
根拠を管理する個人の技能を磨く
根拠に基づく患者選択と臨床行為
根拠の情報源〔ほか〕
