出産と助産婦の展望―男性助産婦問題への提言

出産と助産婦の展望―男性助産婦問題への提言

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  • サイズ A5判/ページ数 102p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784840402323
  • NDC分類 498.14
  • Cコード C3047

内容説明

一八九九年に公布された勅令「産婆規則」以来百年、女性のみに限られてきた助産婦資格を男性にも開放しようという法改正が政治日程に上っている。十三年前この動きが始まって以来、看護・助産の当事者間でのみ争点となってきたこの法改正問題も、ようやく一般に知られるようになってきた。本書では、“男性助産婦”問題に関する歴史的経緯、問題点、是非の論点などを示して、問題提起をする。

目次

第1章 戦後のお産の変化
第2章 男性助産婦問題の経過と歴史的背景
第3章 「男女平等」と「女性の人権」
第4章 男性助産婦導入に対する賛成・反対
第5章 助産婦と出産の未来―あとがきにかえて

著者等紹介

大林道子[オオバヤシミチコ]
1959年、東京女子大学文学部社会科学科卒。出版社勤務を経て、1976~79年、米国カリフォルニア州立大学サクラメント校で女性学・社会学を学ぶ(社会学修士)。1990~95年、東京大学医学部母子保健学教室にて研究生として妊産婦死亡について研究。現在、東京女子大学現代文化学部大学院非常勤講師
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