図書館戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 345p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784840233613
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

正義の味方、図書館を駆ける!―公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として『メディア良化法』が成立・施行された現代。超法規的検閲に対抗するため、立てよ図書館!狩られる本を、明日を守れ。

著者等紹介

有川浩[アリカワヒロ]
高知で育ち、進学時に関西へ。現在、関西暮らし十有余年目。第10回電撃小説大賞「大賞」受賞作『塩の街』(メディアワークス刊)にて作家デビュー。小説誌「野生時代」(角川書店刊)にも不定期連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

712
概ね面白く読んだが詰め込んだ要素の噛み合わせに問題を感じて引っかかる。この手のお話はリアリズムにこだわらず、寓話的に読むべき、とは思うもののメディア良化法というものが絵空事ではなくなりつつあるしそのあたりの風刺が効いているか?というとミリタリー成分が相殺しちゃってる部分もあるしなあ。軍事行動を描いても誰も死ぬわけでもないから緊張感がない。設定を練り込むか異常なディストピアに振るかしてほしいところ。少女漫画的キャラや会話の生きの良さは素晴らしくシリーズ開幕編と考えるなら望みすぎかも。続編の展開次第だな。2014/09/18

射手座の天使あきちゃん

650
本の検閲を巡って両陣営が武器をとって戦う、そんなテンデモ設定(過去の日本でも検閲があった?)の中でのラブストーリー(ツンデレってことですね、有川さん!?) 本を自由に選んで読める現代社会に感謝!、好き放題感想が書ける読書メーター万歳ですぅ!!(笑) 2010/05/09

佐々陽太朗(K.Tsubota)

629
SF的要素あり、恋愛小説的要素もありの極上エンターテイメントです。恋愛小説的要素というより「ラブコメ」と云った方がしっくりくるかもしれません。小説に高尚さ、深さ、芸術性を求める方には読むことを薦めません。しかし、この本が低俗かと言えばさにあらず。浅いかと言えばこれまた否。登場人物の心根は高潔で、作者の書籍に対する愛は深いと観ました。要するに有川氏はストレートなのですね。単純でわかりきったことを小難しく書くような小賢しいまねをしない潔さがあります。そうした潔さとは裏腹に小説中の恋愛はすごくイジイジ。2010/03/07

扉のこちら側

588
初読。言論の自由という重苦しくなりがちなテーマを一級のエンターテイメントに仕上げた作品。2006/02/01

ArcCosine

515
なんじゃこりゃって世界観だったが、ぐいぐいと物語に引き込まれた。有川浩作品は本当にキャラクターが活き活きとして読んでいて楽しいです。続きが楽しみ。2013/09/11

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