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内容説明
聖クロニカ学園学園祭本番、前座のような体育祭はつつがなく終わり、いよいよ文化祭当日となった。自主製作映画を上映する予定の隣人部だったが、映画の仕上げを担当していた理科が倒れてしまい、映画は未完成となり上映は中止に。残念な結果となった学園祭ののち、これまでの馬鹿馬鹿しいけど賑やかで楽しい活動の日々へと戻っていく隣人部。互いに絆を深めていく隣人部の面々と過ごしながら、小鷹は隣人部への思いをいっそう強くする。そんなおり、星奈を敵視する生徒会の遊佐葵が隣人部に対して不穏な動きを見せ、小鷹、夜空、星奈、理科、幸村の関係にも大きな転機が訪れる―。残念系コメディ、ついに終幕…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
149
物語のターニングポイントともいえる巻でした。そのため、ギャグは若干抑え目で、既刊に比べてシリアス多めかも。超がつく人気作なので、出版社としては少しでも長く引っ張りたいところでしょうけれど、一ファンとしては、グダグダになる前に、きれいに終わらせて欲しいです。あ、でもグダグダしないんだったら、ずっと続けて欲しいです。う～ん、微妙なファン心理…。2012/06/25
くろり - しろくろりちよ
148
表紙も理科、中身も理科。今回はほぼ理科回！隣人部を導いてくれるのは、ＢＬ好きでコミュ力あって天然美少女でありながら割と影から支える役割をさり気なく買って出る、そんなありがたすぎる理科。小鷹と理科、本音で語り合うことができなかった二人だけれど、幸村の後押しもあって今度こそ屋上での決着、物語を次に進める時が。「俺と友達になってくれ」この、長くてもどかしくて、近くて遠くて、臆病で手を伸ばせなかった関係へ。クライマックスへ向かって、加速！2012/10/27
とら
123
残念系コメディ終幕。まあラブコメディ要素が少なからずあって丁度良いスパイスになっていたことで序盤の方も面白くなっていた、と言うのもあるのですが、まあそのスパイスの量がとてつもなく大きくなっただけ…と考えれば許容できるのかと…いやどうなのか…スパイスが多すぎて逆に味が悪くなると言う可能性もあるのだ…どっちの方向に転ぶかは全く未知数、と言うか今現在で残すはあと一巻となっているのだがどうなるのか…終わりよければ全て良しってのもあるし、本当に期待。ただ、この巻の時点では滅茶苦茶混沌としてて読むのが辛かった(苦笑)2014/08/29
koi
104
あとで／色々と思うことがあるし突っ込みどころ満載だったけど、それでも今まで読んできて良かったなあ、と。しっかし長い前ふりだったよｗ理科無双というか完全にヒロインをこの２巻で喰ってきたよな。でもこのポジションに納まってしまうのは実に惜しい！てか普通にかわいいし。空気読めるし、肉とは違う意味で完璧なのでは？あと今回幸村の芯の強さというかブレなさにはっとさせられた。あの挿絵には彼女の内に秘められた心が表れててすごい良かった。個人的には葵かわいいよ葵（この表現ももう古いなあ）。タイトルに意味があるのが鳥肌でした。2012/07/01
Yobata
71
文化祭の前座のような体育祭も何事もなく終わり、いよいよ文化祭当日を迎えると思ったら、自主製作映画の仕上げ担当だった理科が倒れてしまい、映画は上映中止という残念な結果に。そしていつもの馬鹿馬鹿しい日常へ戻っていくと思ったら、星奈を敵視する遊佐が襲来し、さらに星奈が爆弾を投下し隣人部の人間関係が崩壊する。小鷹は隣人部でのいつもの日常を取り戻すことができるのか？今回は全体的にシリアスな回。そして理科がメインヒロインに決定した回ｗ理科、めっちゃ良い奴すぎるだろ!!あと幸村も凄い奴だった…笑い所は忘れてないけど。→2012/06/23
