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内容説明
臨海学校にやってきた将悟たち。将悟は、妹も判明したことだし、女の子の誰かと仲良くなれるのではと期待するが、やはり雅のことが心配になる。生徒会の愛菜や凛香たちは夜の肝試しの準備に盛り上がっているのをよそに、心乃枝と二人でボートに乗った将吾は、オールが壊れて流されてしまう。将悟は、前夜にあった『妹』を騙る「不幸な出来事が起きる」という電話を思い出して不安になる。しかし柚璃奈のイタズラにしては度が過ぎていないか?いったい、謎のニセ『妹』の目的は―。
著者等紹介
田口一[タグチハジメ]
名古屋出身。『魔女ルミカの赤い糸』で第3回MF文庫Jライトノベル新人賞の佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
12
季節は夏、深流院学園は臨海学校を迎える。妹が判明し、ようやく一息つけると安心した将悟。しかし「妹」を名乗る電話は鳴り止まない。どうせ柚璃奈だろうと高を括り放っておいて臨海学校を楽しもうとするが、妹が語る不幸な出来事が将悟に降りかかる。果たして偽妹の目的とは…。今回の妹疑惑候補は天導会長。ハイテンション能天気会長だけど結構いろいろ考えてんだねw今巻は臨海学校よりもしすたぁずの来実ちゃんが滋賀さんの強敵として現れたことに注目だねwそして強引に嵯峨良センパイと国立さんが合流して水着コンテストw→2012/04/07
1_k
8
うーん、さすがに話のもって行き方は上手い、ので最後まで読まされてしまう。でも、最後の最後でまた次巻につなげるだけの新ネタを出してきたとはいえ、舞台を海に変えただけで今までの焼き直しだよね? ツナギ的なあまりおもしろくも重要でもない一冊。ガジェットも例の携帯一本槍だし。次からは別方面に話が動き始めるのか、それともこのまま焼き直しを繰り返すのか。シリーズを畳むのは難しい。特に売れてしまうと。2012/07/12
めもり。@社会人4年目
6
評価<★★★★☆>ラブコメにはお約束の水着回。凛香さんの水着姿がなかなか良いですな。ってことで臨海学校行ってきましたメインは表紙も飾った天導会長、見つかった妹(雅)は実は偽物!?な5巻です。いつまで実妹探すんやねん!!思わず関西弁でツッコめると思いましたが、そんな気力も湧かないオチ。正直読んでて疲れました。気をつけないと飽きてしまいそうです。今回は夏を舞台にした話でしたが、次巻は夏を舞台にした短編集の模様。このタイミングでだと次読む気が起こらなくなる采配です。いつ読むか分かりませんが読むと思います。2012/08/04
Ichiro Toda
5
ハーレム型のライトミステリーの5巻目。妹が一回決まったとおもいきや、まだ妹に翻弄される主人公。謎を新たに投入することでまだまだ終わりそうにない展開となりました。巻をまずごとにパワーアップしている印象を受けます。なかなかミステリーとしても楽しめるようになっていますし、だんだんハーレム状態の主人公に慣れてきたせいが、ちょっとあれだなあとかも感じなくなっていました(笑)タイトルはちょっとあれですが、読む価値はあるラノベです。結構おすすめ。2013/06/12
こたろー
5
ブヒラノベの本質は何か?キャラクターである。話の内容や文体ではない。それは小説の本質が形式や文体になく、作者の感性や知的なものにあるのと同じである。ブヒラノベにおいて話の内容は二義的なのである。どんな話でもキャラがよければ我々はブヒれる。そのことを国立凛花ちゃんと天導愛菜ちゃんの可愛さが証明している。2011/12/01